野原 広子 消え た ママ 友 ネタバレ。 失踪したママ友が抱える秘密とは――『消えたママ友』野原 広子著 書評

大学を出たのに 近所のお年寄りしか来ない夫の実家の家業を手伝っている自分と、いつもきれいな格好をして外で仕事をしていた有紀ちゃん。 いつかサキに、2人目不妊について話した時(実はこの頃 リエは既に不妊外来に通っていた)、 「お義母さんに不妊外来に行ったらって言われるんだけど、まだ若いからそこまで必死になりたくないんだー」 サキのその言葉がショックだった。

13

いじめられていると感じた友ちゃんは、意を決してそのことをヨリちゃんに伝える。

11

そして、有紀も自身が消えた理由、家庭の内情を正直に語りだす。 幼稚園の参観会で、コーくんが友ちゃんに泣かされているのを発見し驚く春ちゃん。 優しいママだと思っていた有紀ちゃんが、実際はママらしいこと何一つしてなかったこと、3人は誰も知らなかったわけですもん。

5

その笑顔は「私は余裕です」ってこと? パートを始めるサキ 女子大生・小山田さんを見習って、久しぶりにネイルをするサキ。 しかし、それも子どもを通した付き合いで知った事に過ぎず、「彼女達について何を知ってるの?」と尋ねられたら3分も語ることは出来ないだろう。 日常のなにげない言動がどれだけ人の心をささくれ立たせるのか、その描き方が絶妙だ。

7

ママ友の狭い世界はもううんざり。 それを先生に告げ口するなんて…! 何より許せないのはお腹の子が男だと言った時のみんなの反応。 ここでその言葉が出てくるのか……と、空しくなる。

14

グループのボスを中心にいじめがおこり、ターゲットが移り変わる様子はあるあるで、未就学児の子を持つ母親は恐怖を感じながら読んだはず。 それはツバサに対しても同じで、ツバサがコー君からもらった折り鶴も見るや否や『下手くそ』『こんなのダメ』と言って潰してゴミ箱に捨ててしまう。

18